2日目:イルピッコロ・ヴィオリーノマジコ国際コンクール
マーケットが並び朝から賑やかだった2日目、2次予選が始まりました。
次女の出番は、また一番最後の午後6時でした。
一次予選で学んだこと:
自分の中で少しでも疑問が湧いた箇所(心配なところ)は
やはり演奏中に気になったり、セイフティーモードになったり
はたまた、「間違えないように」と思うと「間違える」ということに意識がいってしまい
実際、本当に間違えてしまったりするので(まさに、ノート術でも学ぶ脳の仕組み)
この日の練習は、とにかく「弾きたいイメージ」を鮮明に持って
全てを大げさに楽しんで練習すること。
そして、音楽を通して自分を表現するということにフォーカス!
コンクールで、ミスを恐れてのセイフティーモード演奏や、
ただ、正しい音を弾くことだけに集中している演奏は、
少なくとも私や審査員には、すぐ分かって伝わってしまうし、人の心を動かしにくい。
リスクを取ってでも、自分の音楽が伝わる演奏をするために、
演奏前のこの最後の確認練習が、本当に一番大事です!
この日の練習の手応えは結構良くて、イメージングや気分も乗っていたので、
安心して、送り出しました。
そして、本番!
Bach: Violin Concerto A minor
Ponce/Heifetz: Estrellita
Arr. Kam": Theme and Variations on ‘Amazing Grace’
どの曲も良かったけど、特に!最後のアンコール曲
先生がアレンジした特別な思い入れのある曲「アメージンググレース」
今までこんな演奏聴いたことない、というくらいベストな演奏を聴かせてくれました!
実際、本人も一次予選よりさらに自分を出して楽しめたとのこと。
その後、すぐ結果発表があり、
なんと!17人の中から、4人のファイナリストに選ばれました!!
この関門が大きかったので、ここを突破できて本当によかった。
これで、またオーケストラと協奏曲が弾けます!