親離れ子離れ

3月に家を出て、ベルリンで一人暮らしをしていた長女が

2ヶ月ぶりに帰ってきました。

コロナのため、一人でスーツケースと

ヴァイオリンを持って出発したのが3月14日。

新天地で、14日間の自己隔離期間も一人で過ごし

自炊、洗濯、掃除もしながら

大学の手続き、講義参加、レッスン、

そして、新居探しにVISAの手続きまで

全部自分でやってきた長女は、

帰ってきたら、前よりもっとお喋りになっていて

色々な話を聞かせてくれました。

沢山失敗もしたようですが、

それを全部自分で解決し乗り越えてきた事が

さらに自信につながり、

それが、目に見えるほどの成長ぶりでした。

私はつい、子供のことを思い過ぎるがあまり

先回りして忠告したり、準備してあげたり

過保護にしすぎたり、ついつい口出ししてしまう

お母さんでした。

実は、留学準備の段階でも、

あまりにも見かねて、言わなくてもよい一言を

言ってしまって後で反省したり。

でもそれって、

子供のことを信用していない

信じてあげていないってこと。

子供の成長と自立を願っているはずなのに、

子供が解決しないといけない問題にまで親が口を出しすぎると

子供が自分で考え行動する力がつかなくなってしまう。

そんなことも、6月6日の育児フェスでのトーク

少しお話できればと思います。

子育て四訓は、昔から私が心に留めていること。

1、乳児はしっかり肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな

私もやっと、目を離し、でも心は離さず、

信じて見守ってあげられるようになりました。

そんな長女、明後日5月20日にロックダウンぶり初のオケとの共演です。

バースフェスティバルで、メンデルスゾーンの協奏曲を弾くので

仕事を早めに切り上げて、家族で向かう予定です。

この夏から共演するピアニストとの初合わせも昨日でした。

彼は私達の古い友人ということもあって、お寿司を囲んで嬉しい再会でした!

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