ドビュッシー「ベルガマスク組曲」の舞台ベルガモへ
先々週末、家族でイタリアへ行っていました。
次女のコンクール優勝の副賞として頂いたコンサートの場所が
なんとヴァイオリンの聖地クレモナ!だったので、
家族揃って訪れることに!
長女のメニューインスクール時代の親友がベルガモという街出身で
ぜひ泊まりに来て!と言ってくださり
お言葉に甘えて、お世話になることになりました。
ベルガモって、あまりイタリアの街の中では有名ではないかもしれませんが、
ドビュッシーの名曲「ベルガマスク組曲」の舞台になったって知っていますか?
ベルガモの見所は、丘の上に城壁に囲まれたチッタ・アルタと呼ばれる旧市街。
世界遺産だそうです!
ケーブルカーか車で上がっていくと、一気に中世の面影を感じます。
この日は週末だったこともあり、人が溢れていました。
こんなにも多くの人を見るのは、コロナが始まって以来では?というくらい。
お店もレストランも活気に溢れていましたが、イタリアではどこに入るにも
グリーンパスというワクチン摂取済の証明書の提示を求められました。
私たちは、イギリスのNHSのバーコードパスがその代わりだったので、
常に携帯から提示できるように、そして13歳の次女はパスポートを代わりに見せて
年齢を証明する必要がありました。
友人家族とランチをして、街を探索。
私は、ベルガモの名物だというカゾンチェッリというお料理を頂きました。
ハーブの香りが効いていて食べ応えもありました。
丘の上から町を見下ろしながら、心地よい風に吹かれていると
ベルガマスク組曲の有名曲「月の光」が頭の中で流れていきました。
その夜は、長女の友人宅でお食事。
食べ切れないくらいの家庭料理がテーブルに並びました。
私が、「クラテッロ」という昔は王公貴族しか食べられなかった絶品ハムがあると聞いたんだけど」
という話をしたので、早速買ってきてくれていました。
本当に薄くて繊細で、美味しい生ハムでした!!
お食事後は、楽器を出してきて、譜読み大会!!
バッハのインベンションを、ヴァイオリンとチェロで全曲弾いてみようー!って
やってるのを皆で聴いたり、大笑いしたり、、、
楽しい夜でした。
さて、次の日はいよいよこの旅の目的地クレモナへ。