ABRSM(英国王立音楽検定)Theory試験の結果が届きました!

今日イギリスから届いたのは、

生徒さんのABRSMという英国王立音楽検定のThoery Exam(音楽理論の試験)の結果!

Pass with Distinctionで合格!おめでとうございます。

英国王立検定にはいろんな種類があるのですが、

メインの楽器の実技試験は、Initial という初級から始まって

グレード1から8までレベルが上がっていきます。

それと並行して、同じようにTheory (音楽理論)の試験もあるのですが、

楽器の実技試験のグレード6に進む際には、音楽理論のグレード5に合格している必要があり、

この生徒さんは、昨年ピアノのグレード5に同じくPass with Distinction で合格したので、

クリスマス前に音楽理論のグレード5に挑戦していたのでした。

ちなみに、合格にも3種類あって、点数により

ただのPassPass with Merit、そして一番良いPass with Distinctionがあります。

以前は、全国一斉に紙の試験を受けていたのですが、

コロナ禍になってから、オンライン上での試験に切り替わりました。

それに伴い、問題も少し変わり、以前のように楽譜を書いたりする代わりに

間違い探しや選択形式の質問が多くなりました。

満点も、100点から75点へ。

75点満点中65点以上取ると、Pass with Distinctionがもらえます。

もちろん、試験対策も変わってきます。

以前は、とにかく余白を使ってメモをとるように!

読み間違いがないように、問題に線を引きながら読もう!

楽譜や音符の書き方、シャープやフラットなどの調号も丁寧に!

などと言っていたのですが、

オンライン上の問題に線を引くことはできないので、

とにかく、問題や楽譜はよく読む!

そして、メモの紙は使えるので、それに書いてチェック!書いてチェック!

大人が付き添い、始めにルームチェックがあったり、

試験中はずっと録画されていたり、従来と色々と違う面も多いですが、

家で自分の好きな時間に受けられる点は良いです。

試験は大きく分けて7項目あります。

この生徒さん、初めて練習問題をやった時には、なかなか合格点が取れず。。。

内容はほとんど分かっているのですが、ケアレスミスが多くて

何度も悔しい思いをし、それを克服しながら頑張っていました。

最後の、過去問を3つやってどれも合格点は上回るようになったので大丈夫とは思っていましたが、

Distinctionまで狙えて、素晴らしい!

今後、より難しい曲を学ぶ際にも、この音楽理論の知識が役立ってくるので、

これからは、さらに楽譜から色々読み取る力をつけて欲しいです!

ピアノレッスンは、ここ数年満席で生徒募集はしておりませんが、

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